ご予約

About

夜に咲く花のための、蒸留所。

ヨルガオは、日が落ちてからひらく花です。昼にはほとんど香らず、夜のあいだだけ強く香る。この蒸留所の造り方は、すべてこの花に合わせてあります。

夜の蒸留所の外観about-exterior.jpg
月浦の山あい。灯りはひとつだけ。

Why Night

なぜ、夜に造るのか。

香りの強い植物の多くは、開花や気温にあわせて香りの量が変わります。ヨルガオの場合、それは日没後の数時間です。摘む時刻を香りに合わせると、仕込みも蒸留も自然と夜に寄っていきました。

昼に大きく造るより、夜に小さく造る。効率の悪いやり方ですが、香りだけは他の方法で代えがききません。

夜の作業場のようすabout-interior.jpg
夜の作業場。灯りは手元だけ。

One Night

蒸留所の、ある一晩。
18:40

日没。畑に出て、開きはじめた夜香木を確かめる。

19:00

摘みはじめ。籠二つぶんで、その晩の一釜にちょうど足りる。

21:00

浸漬。中性スピリッツに素材を沈め、月が高いあいだだけ待つ。

23:00

火入れ。140Lの銅釜を弱火で焚きはじめる。ここから約五時間。

02:00

中取り。最初と最後を捨て、澄んだ真ん中だけを受ける。

04:30

火を落とす。その晩の月齢を記録して、一晩が終わる。

銅釜の前に立つ代表蒸留家people-master-wide.jpg

Small Batch

大きくしない、と決めている。

釜は140Lひとつ。造り手は三人。これ以上大きくすると、摘んだ花をその晩のうちに使いきれなくなります。規模は目標ではなく、香りから逆算した結果です。

造り手の三人は造り手のページ紹介しています。蒸留の現場は見学ご覧いただけます。